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こんにちは、英語育児歴6年目のmachaです。
今回は、0歳で英語を始めた息子が小学校入学までの約6年半に使ったさまざまな「おうち英語」教材の中から、おすすめのものを一挙ご紹介します。
これらの教材のおかげで、息子は英語の絵本や幼児向けアニメが普通に楽しめるようになりました。
バイリンガル育児に興味のある方は、ぜひご参考にしてみてください!
小学校入学までにやった主な英語教材一覧
ざっと思い出せるだけでこれくらいやりました。
- ORT (Oxford Reading Tree)
- CTP (Learn to Read)
- DWE (Disney’s World of English)
- Brand New Readers (Red/Blue)
- Sight Word Readers
- Little Leveled Readers (Level A, B, C)
- Phonics Fun (Clifford the Big Red Dog)
- Reading with Phonics (make believe ideas)
- The Ultimate Peppa Pig Collection
- My First Reading Library (Usborne)
- Disney Adventures in Reading
- Little Kids First Big Book of Why
- Young Children’s Picture Dictionary / Children’s Picture Dictionary (Longman)
- Rivet (→2020/10サービス終了)
…その他DVD・ネット動画・絵本など多数
おすすめの英語学習教材ベスト7(レビュー)
それではさっそく、我が家でのベスト教材を1位から順に紹介します。
(対象年齢はあくまで目安)
どれも飽きるくらい何度もやった思い出の教材(素材)ばかりです。
1.DWE(ディズニーの英語システム)
- おすすめ:1歳~6歳+
おうち英語界隈では有名なALL ENGLISHの教材セット。他の教材とは値段も量もぜんぜん違うので、このランキングにそもそも入れるべきかどうか迷いましたが、一つだけ選べと言われたら、やはりこれしかないです!DWEをやったおかげで、基本的な語彙・発音・文法などが一通り身についたのでよかったです。うちではなるべくDWEを最優先にして、空いた時間にほかの英語教材を適宜組み合わせるようにしました。
【ガチで検討】DWE(ディズニーの英語システム)のメリットとデメリットを比べてみた
2.ORT (Oxford Reading Tree)
- おすすめ:1~6歳+
絵本の多読教材ではたぶんこれが最強。うちの子は1歳くらいからCDと絵本で読み聞かせを始めて、すぐにはまりました。まだ全巻読破してませんが(現在STEP6あたり)、STEP5くらいまでは暗記するくらい何度も読んで、CDも繰り返し聞いて、単語や表現の幅を広げることができました。小学校以降で文字に少し慣れてきたら、子供が自分で読むのにも使う予定です。イギリス英語です。
【英語育児】ORTが最強の「多読」入門絵本である6つの理由
3.Peppa Pig、Caillouなどの幼児アニメ(YouTube動画)
- おすすめ:2歳~
DWEやORTだけでは触れられる英語の単語や表現がまだまだ少ないので、我が家ではYouTubeを積極的に活用して、ネイティブの自然な英語をインプットさせてきました。おかげで、子供の「耳」がかなり鍛えられたと思います。おうち英語に使える英会話フレーズもたくさん出てくるので、親にとっても勉強になるという副産物も。笑
「英語ができる子」になる!YouTubeおすすめ動画10選(幼児~小学生向け)
4.My Encyclopedia of Very Important Things
- おすすめ:5~7歳
英語図鑑はいろいろありますが、幼児(園児)向けでダントツおすすめはコレ! ほかの図鑑は小学生向けなのか説明が細かく、幼児には難しいものが多いですが、こちらの図鑑は絵や写真が多く、絵本感覚で読み聞かせできます。地球や動物、地理、歴史、人体など子供の好奇心を刺激するようなトピックばかりで、知育にも役立ちますね。理科や社会につながる言葉がたくさん身についたので良かったと思います。うちの子は3回くらいは通読し、隅々まで暗記しました。
小学校へ行ったら、社会編の『My Very Important World』も購入する予定です。(同シリーズの恐竜編『My Encyclopedia of Very Important Dinosaurs』も息子のお気に入りですでに何度も読みました)
5.The Ultimate Peppa Pig Collection
- おすすめ:3~5歳
うちの子はYouTubeで一時期「Peppa Pig」のアニメ(上記)にハマっていたので、こちらの絵本セットを購入。7000~8000円くらい(Amazon)でミニ絵本がなんと50冊も入っていてコスパ最強です。各ページに数行しかなく、1話全24ページで完結するので、5分くらいでさらっと読み聞かせできて便利。基本的にアニメ版と同じストーリーが収録されているので、アニメを見た後に同じストーリーの絵本を読み聞かせする、なんて使い方もできます。
6.My First Reading Library
- おすすめ:3~5歳+
イギリスの大手出版社Usborneから出ている幼児向け多読入門教材で、ORTよりフォニックスの習得を意識した内容になっています。いろんなストーリーの絵本が計50冊入ったセットで、自分で文字を読めるようになるまでは、読み聞かせ絵本として使えます。文字数は少なめですが、イギリス英語特有の表現がたまに入っているので要注意。巻末にはフォニックスの練習問題もついてます。我が家では小学校以降、続編の『My Second Reading Library』へ進む予定です。
7.Curious Georgeの絵本シリーズ
- おすすめ:4~6歳
我が家では「Curious George(おさるのジョージ)」の絵本が息子のお気に入りで何度も読み聞かせしました。シリーズものは個別の絵本と違って、何冊か読んでいるうちに登場人物に愛着がわいてくるのが魅力ですよね。こちらのハードブックには初期のオリジナル7作品が収録されていて、ほんわかストーリーを通して英語だけでなく、アメリカの子供が経験するような文化や生活についても学べます。上記の「Peppa Pig Collection」に比べると文章量が多く、レベルは上です。
気に入った方は他のシリーズもお勧めです(各8話収録)↓
Curious Georgeは「生きた英語」を学べる素晴らしい絵本だった。
実際にやってみた教材の感想
気付いた点や反省点をいくつか挙げると…
- 文字学習(読み書き)は小学校以降でも十分間に合うので後回しでOK。逆に、幼児期は耳と発音をしっかりやっておくのが大事。
- 子供は絵本やアニメのストーリーを通して自然に言葉を覚えていくので、単語系テキスト(Picture Dictionaryなど)はあまり必要なかったかも。
- 幼児期の英語教材はできればCD(音声)付きのものが便利(ORTなど)。親がそばにいなくても、子供が自分一人でCDを聞きながら本を読めるとラク。
- 「Sight Word Readers」や「Phonics Fun (Clifford the Big Red Dog)」など、フォニックス系の教材は小さい頃は読み聞かせ用絵本として、文字に興味を持ち始めてからは本人のリーディング用絵本として使えるのでお得。
- CTPの「Learn to Read」シリーズは良い教材だが、うちの子は始めたのが4歳くらい(?)と少し遅かったので、もう1~2年くらい早ければもっとハマっていたかも。
- せっかく高額なDWEを買ったのだから、DWEをもう少し活用する方法を考えたらよかった。(たとえば、BOOKを音読用教科書として使うとか、TALK ALONGをフラッシュカードとして使うなど)
まとめ
以上、うちの子が実際にやって本当によかったものを紹介しました。
中にはDWEやORTなど値の張るものもありますが、英語が好きになるきっかけになったのでよかったです。
もう一度、0歳から始めるとしてもたぶん同じ教材を使うのではないかなと思います。
子供によって好き嫌いが違うので一概にはいえませんが、参考にしていたければ幸いです。
おうち英語をできるのは幼児期の限られた期間だけです。
後悔のないよう、思いっきり楽しんでくださいね!
Good luck!