【図説】5分でわかるDWE入門|おすすめの教材の進め方と活用法

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macha

アラフォー翻訳家。英検1級/TOEIC満点/言語学修士。「極力勉強せず、楽しみながら英語力を自然に上げる」がモットー。英語育児(7歳)も実践中です。

DWE(ディズニー英語システム)って、仕組みがなんだか複雑でよくわからないですよね。
はじめは、僕も「???」でした。
かといって、いきなりアドバイザー(DWEの販売員)さんに相談するのは、いろいろめんどくさそう。
その前段階として、DWEにはどういう教材があって、それぞれどんな関係で、いったいどういう感じで進めていけばいいのか、など基本的な全体像を知っておきたいところです。

そこで今回は、手っ取り早くDWEの全体系を知りたいという人向けに、基礎知識を整理してみました。

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我が家ではつい先日、3年ちょいかけてDWEを完走したよ!(年少~小1)
おすすめ記事
そもそもDWEって何? どこがいいの? という方はこちら:
【ガチで検討】DWE(ディズニー英語システム)のメリットとデメリットをまとめてみた

DWEが気になっている方は、まずは無料サンプルをどうぞ。

DVDやCDで実際のプログラムをいくつか体験できるので、自分の子に合うかどうかが一発でわかりますよ(我が家もサンプルをやってみて購入モードになりました…笑)。

DWEとWFCの違い

まず、基本的知識から。

一般にDWE(ディズニー英語システム)と呼ばれるものは、教材である「DWE」本体と会員サービス「WFC(ワールド・ファミリー・クラブ)」の2つからなります。

ざっくりいうと、
・DWEは家庭で英語をインプットする教材(テキスト、DVD、CDなど)
・WFCは英語をアウトプットしたり、学習面をサポートしてくれる会員専用サービス

です。

この2つがセットになって、どっぷり英語学習に浸れるようになっています。

最初はDWEの教材面だけをイメージしている人が多いと思いますが、WFCも非常に重要なサービス(会費制)です。

DWEとWFCについては、次の記事で詳しくまとめていますのでぜひご覧ください。

DWEの教材の全体像

この記事ではDWE本体の方について詳しく見ていきます。

DWEの主要教材は5つ

(画像はワールド・ファミリー社より拝借しました)

DWEの教材は「全部で40通り以上のパターンがある」なんて宣伝されていますが、実際に販売されている教材セットは9種類だけです。
(掛け合わせで数字が大きく見えるだけです)

その中でも、絶対外せない重要な教材は次の5つ。

・Play Along (PA)
・Sing Along (SA)
・Straight Play (SP)
・Talk Along (TA)
・メイン・プログラム ←SBSとBook&CD

最後の「メイン・プログラム」は、さらにStep by Step (SBS)Book(絵本)&CDの2つの教材に分かれます。

各教材の関係(ピラミッド)

各教材の関係をわかりやすく図にしてみます。

まず、この図をしっかり頭に入れておきましょう。

一番下のPlay Along(PA)は0~3歳向きで、一番上のStep by Step(SBS)は5歳以上が対象です。上へ行くほど、応用的な内容になっていきます。

これ以外の教材は必要か?

ちなみに、教材セット9つの中から上記5つを除いた残りの4つの教材は

・ミッキー・マジック・ペン・セット
・ミッキー・マジック・ペン・アドベンチャー
・Q&Aカード
・Let’s Play

です。

いずれも評判のよい教材ですが、DWEをやるうえで必須というわけではなく、実際やらなくても卒業できます。あくまでオプション的な応用教材と考えてください。(時間と予算の都合上、我が家もやりませんでした)

教材の進め方(学ぶ順番)

DWEでは各教材が連動しているので、いろいろな教材を並行して進めることが推奨されています。

ですが、仕事や子育てで毎日忙しい中、いくつもの教材をバランスよく進めるのはなかなか大変ですよね。

そこで個人的には、使う教材を基本的に一つに絞って、ピラミッドの下から上へと、順番に進めていくのがお勧めです。

(実際、現行の販売セットでも、SAを飛ばして、いきなりSPやメイン・プログラムを購入できない仕組みになっています)

各教材でどんなスキルが身につくか

この順番は言語習得の観点からも理にかなっています。

なぜかというと、

体を動かして英語に反応する(PA)

歌を通して英語の音を身につける(SA)

ストーリーで意味を理解する(SPとBook)

アクティビティで実践的な英語体験(SBS)

というふうに、幼児の発達段階に応じて、音のインプットから内容理解(ストーリー)、そしてアウトプットへと、自然にステップアップできる流れになっているからです。

「英語の耳」ができてないのに、いきなり話したり、ストーリーを理解したりはできません。まずは英語の音を習得する、そして次に意味を理解する、そして英語を実践で使っていくというこの流れは、とてもよく考えられていると思います。

おすすめの学習ペース(スケジュール)

ではどんなペースで各教材を進めていけばよいのでしょうか?

DWEの多くの教材(SA、SP、TA、SBS)は12セットからなります。つまり、1カ月に1つのペースでやると、ちょうど1年くらいで1周できるようになっています!

少し駆け足ですが、カレンダー通りでわかりやすいのでおすすめの方法です。

ただし、最初のPAは3セットしかないので、3カ月くらいで十分でしょう。またSBSに関しては1日1レッスンやれば、最短で計12週間(3カ月)ほどで終わります。

もちろん、実際には子供の成長ペースもあるので(とくに幼児の場合)、3年以内に終わらせるのはなかなか難しいと思います。あせらずに、同じ教材を何度も繰り返しながら進めるのがおすすめです。

SBSの適齢期
SBSはリモコン操作があったり、工作のようなアクティビティがあったり、5歳くらいにならないとなかなか難しい面もあるので、早めにたどり着いた場合は、SAやBookをまた1年間かけて繰り返すのがおすすめです(←我が家ではSPの後にYouTubeアニメなども取り入れつつBookを1年間かけてやりました)。

個人的な感想としては、小学生になると学校の宿題や他の習い事などで忙しくなり、英語のインプットにかけられる時間も限られてくるので、就学前に大部分の教材を終わらせておくとよいかもしれません。そうすると、小学校以降で英語の「読み書き」を本格的に始められます。

DWEの各教材の特徴と活用法

では次に、重要な5つのプログラムについて、おすすめの使い方(コツ)などを紹介します。
(画像はワールド・ファミリー社よりを拝借)

【遊ぶ】プレイ・アロング(PA)

特徴:

・おもちゃやぬいぐるみを使った「遊び」を通して英語に触れられるプログラム
・中学の英文法の必須項目を網羅している(公式サイト)
・0~3歳向けのプログラムなので、赤ちゃんから始められる
(3歳以上だと、次のSAから始めてもよい)

おすすめの使い方(我が家の活用事例):

やはり、DWEの最初に一歩はコレ。0~3歳児向けとあって、単純に英語というより、「知育」「運動」の要素も強い教材です。

うちの子はDWE開始時に3歳をすぎていたので、このPAを飛ばして、次のSAから始めてもいいかな・・・と一瞬思いましたが、実際始めてみたらすごく食いつきがよかったので、PAから始めておいてよかったです! DVD(ブルーレイ)は子どもが飽きるまで、最低10回以上は繰り返し見せて、いっしょに遊びました(おふろでもパペットで遊んだり)。

欠点としては、他のプログラムと違って3セット(DVD3枚)しかないので、毎日見せたら1~2カ月くらいで飽きられてしまうこと。PAでこどもを英語の世界に引き込むのに成功したら、その勢いのまま、次のSAへ進むと良いでしょう。

【歌う】シング・アロング(SA)

特徴:

・英語独特の発音やイントネーションが身につく「歌」の教材
・日常会話の表現や重要構文を歌詞にしたオリジナルソングが約130曲
・歌詞には高校レベルの基本文法が含まれている

おすすめの使い方(我が家の活用事例):

「ただの歌」となめることなかれ。SAに出てくる約130曲には、DWEで学べる重要な単語や文法がほとんどすべて入っています。つまり、この130曲を歌えるようになれば、英語の日常会話表現も自然と身につくというわけです。

我が家では、DVD(ブルーレイ)や絵本を見ながら親もいっしょに歌うなど、1年くらいかけてSAをじっくりやりました。また暇があれば、BGM代わりにCDを「かけ流し」もしていました。PAのような魅力的なオモチャはありませんが(カードとミニブックくらい)、歌が楽しく、映像もあり、うちの子はすぐにハマりました。英語の発音は、SAの歌を通してほぼ完璧にマスターできたと思います。

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SAで身につけた「発音」は次のSPへとつながる土台になるよ
SAとSPのどっちが先?
ネット上の口コミでは、SAの前にSPを先にやるよう勧めるユーザーさんもいるようですが、SPはストーリー性があって面白いので、子どもが歌だけのSAをつまらなく感じてしまう可能性があります(うちの子もSPの存在を知ってからはSAのDVDを見てくれなくなりました・・・)。だから順番としてはSAを先に一通りやって、英語の音のインプットを優先する方がおススメです。

【見る】ストレート・プレイ(SP)

特徴:

・さまざまなシーンのストーリーを楽しみながら「英語を理解する」力が身につく教材
・映像を言葉を結びつけることで幼児にも言葉の意味が理解できるように作られている
・メイン・プログラム(Book&CD)、SA、TAとも連動している

おすすめの使い方(我が家の活用事例):

ディズニーアニメのストーリーを通して重要な単語やフレーズ、文法が、言葉のニュアンスも含めて自然に身につくように作られた教材です。

我が家ではSAと同じように、DVDを「毎月1枚」と決めて、ほぼ毎日、同じストーリーを子どもが飽きるまで何度も繰り返し見ました(最低10回)。言うまでもなく、息子のお気に入りの教材で、翌年も、またその次の年も飽きずに見ていました。このSPを通して、基本語彙はもちろん、英語を聞き取る力(英語を英語のまま理解する力)がついたと思います。

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SPが理解できたら、ほかの英語の幼児向けアニメなども理解できるようになってくるよ

【話す】トーク・アロング(TA)

特徴:

・音声カードを使って、リスニングとスピーキングの練習が同時にできる
・カードの絵を表す単語と、その単語を使ったセンテンスの例を学べる
・カードを通すたびにランダムな音声が再生されるので、繰り返し遊べる

おすすめの使い方(我が家の活用事例):

TAでようやくアウトプットに特化した練習が始まります。500枚超のカードには、DWEに出てくる英語の基本語彙や文法が網羅されています。カードを通すと聞こえてくる音声の質問に答えたり、文章をリピートすることで、スピーキングの基礎が身につく大変すばらしい教材です。

とはいえ、TAだけでは英語に触れる量がぜんぜん足りないので、SPやBook&CDと並行してやるのがお勧めです。うちの子は1日に10枚やるときもあれば、40枚くらいやるときもありました。

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こどもが少し大きくなったら、フラッシュカードのようにして単語や文章を「読む」練習にも使えるよ

【学ぶ】メイン・プログラム

メイン・プログラムはDWE教材の本丸です。このメイン・プログラムをこなす実力を身につけるために、SAやSP、TAがあります。なので、メイン・プログラムに取り組むのは、一番最後になります(実際、アクティビティをこなすにはリモコン操作が必須なので、5歳くらいにならないと難しい)。

このメイン・プログラムは
・Book & CD(絵本とCD)
・Step by Step(SBS)
の2つで構成されています。

Book&CDの方はSPなど他の教材と連動しているので、先に取り組むことができます。

【読む】DWEブック & CD

特徴:

・ミッキーたちが繰り広げる楽しいストーリーの絵本
・言語習得の基礎となる文型や文法が身につくように作られている
・朗読CDを通して「聞く力」も養われる

おすすめの使い方(我が家の活用事例):

SPのストーリーをそのまま絵本にしたような教材です。このBook(絵本)とCDには、DWEで学べる重要な単語や表現がほぼすべて詰まっています。その意味で、SPなどの陰に埋もれがちですが、かなり重要な絵本です。

我が家では息子が5~6歳頃にちょうど1年かけて、CDを流しながら一緒に絵本を読んだりしましたが(=読み聞かせ)、SPと内容はほとんど同じなので、できれば同時並行でやるのがお勧めです。

ちなみにこのCDには絵本にない音声も一部入っているので、(親が朗読するのではなく)CDを流しながら一緒にページをめくって読むようにしましょう。

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この絵本も、こどもが少し大きくなったら、英語のリーディング教材として使えるよ

【レッスン】ステップ・バイ・ステップ(SBS)

特徴:

・SAやBook、TAなどで覚えた英語を「自分の言葉」として定着させるプログラム
・アルファベットの読み書きのエクササイズが始まる
・塗り絵やシール、パペットなどのかわいいアイテムを使って遊びながら学べる

おすすめの使い方(我が家の活用事例):

DWEで一番お勉強っぽい教材。映像に登場するアメリカ人のお友だちの指示に従って色を塗ったり、シールを貼ったりするワークブック形式の教材。単純なエクササイズの中にも、こどもから英語を引き出す工夫がところどころに感じられます。

我が家では「1日1レッスン」と決めて(=BOOK1冊を1週間)、約3カ月で全部終わりました。…と書くとあっさり終わったように思われるかもしれませんが、レッスンによって長さが15分~2時間くらいと結構まちまちで、当初の学習計画の通りにはなかなか進まなかったです。SPやTAでは気づかなかった息子の知識のあやふやな点などがわかったのが最大の収穫です。

うまくフレーズを言えなかったところなどをメモして、後日確認チェックするのがおすすめです。

SBSは使い捨てのアイテムが多いので要注意です。とくに「アクティビティブック」は無償交換の対象になっておらず、もう1冊必要な場合は1500円くらいで購入する必要があります。(鉛筆でなぞると文字が浮き出る特殊印刷のページもいくつかあり、コピーではうまくいかない)

どの教材セットを買うべき?

さて、DWEの教材セットは全部で9種類あると最初の方に書きました。
どのセットを選べばよいのでしょうか。

おすすめは、上記の5つの主要教材が全部入った「ミッキー・パッケージ」です。
値段は高いですが、各セットを個別に購入するよりは、3割ほど安くなっています。

金銭的余裕があれば、さらに上級パッケージを検討すると良いと思います。

逆にこれより下位のパッケージだと、DWEの本当の良さが実感できないと思います。またあとから買い足すときにも割高になるのであまりお勧めできません。

さいごに

いかがでしたでしょうか。
複雑でややこしいDWEの教材体系をわかりやすくまとめてみました。
みなさんがDWEを始める際の参考になれば幸いです!

・・・・・

この記事を読んでDWEに興味がわいた方は、ぜひ無料サンプルを試してみましょう。実際のプログラムを体験するのが一番早いです(電話はかかってくるようですが、サンプルが気に入らなければ入会する必要はありません)。

DWEに興味のある方は、下記の記事も合わせてお読みください。