「英語ができる子」になる!YouTubeおすすめ動画10選(幼児~小学生向け)

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macha

翻訳家(英日)。英検1級/TOEIC満点/言語学修士。「極力勉強せず、楽しみながら英語力を自然に上げる」がモットー。英語育児(8歳)も実践中です。

「子供に英語の番組を見せてあげたいけど、どんな動画を見せたらよいかわからない・・・」
そんな悩みを抱えているママさん、パパさんはきっと少なくないと思います。

そこで今回は、バイリンガル育児を実践しているmacha(筆者)が、自分の子供に見せたい英語動画を本気で選びました。 ←私的な理由です(笑

ここで取り上げている番組は、machaがこれまで実際に息子(日本語環境で生活)に見せてきたもの、あるいは「これから数年以内に見せる」と決めたものです。

すべてYouTubeで無料で視聴できます。

子供向けにおすすめの英語動画を探している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

あわせて読みたい
英語育児をこれから始めようと思っている方は、まずこちらの記事をご覧ください。
【失敗しない英語育児】何歳から始める?気を付けたいことは?

どういう条件で「お勧め動画」を選んだか

いろいろなサイトでおすすめの動画がたくさん紹介されています。

でも実際にチェックしてみると、

映像や音楽が安っぽ…!
時間が短すぎっ!
目がチカチカする!(画面変わりすぎ)

など問題だらけで、親として「毎日見せたい」と思える良質のチャンネルは意外に少ないな~、という印象でした。

いろいろ悩んで、自分の中で以下の条件を設定しました。

  • YouTube公式チャンネルがある(違法動画ではない)
  • 30分~1時間程度のまとまった動画がたくさんアップロードされている(2~3分のミニ動画だけだと使い勝手が悪いので)
  • 英語が標準的で聞き取りやすい(子ども向けにはっきり発音されている)
  • 男の子向け、女の子向けなど一方に偏っていない
  • 子供の目にやさしい(映像がギラギラ目まぐるしく変化しない)
  • 映像・音楽のクオリティが高い(子供に見せたいと思える品質)

そして、評判の高い子ども向け番組50本くらいを片っ端から何度も繰り返し視聴し、その中で「これは間違いない」と思った番組を選びました。

【レベル別】おすすめユーチューブ動画9選

ではおすすめのYouTube動画をレベル別に紹介します。
アメリカ英語、イギリス英語のどちらの番組も見ていくとよいと思います。

macha
迷ったら、上から順番に見ていってね!

入門(初めて英語に触れる子供向け)

これまで英語に触れてこなかった子供は、まず歌から入るのがおすすめです。英語圏で有名なナーサリーライム(童謡、わらべ歌)を楽しめる番組を2つ紹介します。

Cocomelon (旧ABCkidTV)

アメリカ英語
歌・知育系
ナーサリーライムを中心とするCGアニメの定番。英語の歌詞が字幕表示されるので、親も子供と一緒に歌えます。内容は「知育」寄りで、色・数字・形など基本的な言葉も学習できます。3分程度の短い動画から、30~40分程度のコンピレーション動画までさまざまなものがアップされています。

Little Baby Bum

イギリス英語
歌・知育系
「イギリス版Cocomelon」といった感じのアニメ番組で、童謡やフォニックスなどを通して英語に親しめるようになっています。アニメーションのクオリティはまぁまぁ高いです。人気の歌をまとめた1時間ほどの動画「バスの歌」がおすすめ。

初級(幼児向けの英語番組)

英語の音に慣れてきたら、いよいよ簡単な物語(アニメ)を楽しめる段階です。ここでは入門的な物語アニメと、おすすめの歌チャンネルを紹介します。

Maisy

イギリス英語
物語系
女の子ネズミのMaisyとその友達たちのほんわかした物語(アニメ)。毎回20~30分くらいでちょうどいい長さ。せりふは少なめですが、赤ちゃんに話しかけているようなやさしい男性のナレーションで、物語の進むスピードもゆっくりです。

Super Simple Songs

アメリカ英語
歌系
歌もCG映像もハイクオリティなアニメチャンネル。知育要素は少なめで、ナーサリーライムなどの歌を通して、簡単な言葉や生活習慣などを学べるようになっています。「聞き流し」学習にもぴったりです。

初中級(年少~年中くらいの園児向けの英語番組)

挨拶や簡単な言葉がわかるようになった子供向けに、少ししっかりしたストーリー展開のある番組を2つ紹介します。身の回りのことを英語でどう言えばよいかがわかるようになります。

macha
家庭用英語教材DWEのレベルがちょうどこれくらいだよ(参考記事

Caillou(カイユー)

アメリカ(カナダ)英語
物語・知育系
カナダで制作された人気のテレビアニメ。4歳の男の子カイユーが家族や友達との関わりを通して、少しずつ世の中のことについて学んでいくストーリーなので、日常の英語表現をたくさん学べます。英語はゆっくり発音されていて、非常に聞き取りやすいです。
※YouTubeの公式チャンネルには30分~1時間くらいの動画アップされていますが、1話の長さは5分くらいです。

注意点:オリジナル版とYouTube版について
Caillouには、1997~2010年に放映されたオリジナル版(手書きのアニメーション)と、2016年にスタートしたYouTube版シリーズ(CGアニメ)があります。イラストのタッチや声優などが違うほか、英語のレベルもオリジナル版の方が早口で少し高いです。個人的にはYouTube版→オリジナル版の順に見るのがおすすめです。

Peppa Pig

イギリス英語
物語系
イギリスをはじめ世界各国で非常に人気の高い幼児向けアニメ。泥の水たまりで遊ぶのが大好きな姉ペッパーと弟ジョージの家族を中心とした、ほのぼの系のストーリーです。全体的にやや早口ですが、発音ははっきりしていて聞き取りやすいです。
※YouTubeには1時間超の長い動画が多いですが、5分程度のミニストーリーがテンポよく続く感じです。

注意点:フルバージョンと短縮バージョンについて
公式チャンネルには、5分程度のフルバージョンと2分くらいの短いエピソードの2種類の動画があがっています(フルバージョンは最初にエピソードのタイトルが表示され、最後は通常キャラが全員転がって笑って終わります)。短い動画はフルバージョンの一部を切り取って作った動画です。検索するときにタイトルに「Full Episode」の言葉が含まれている動画を選ぶことをお勧めします。

中級(年長~小学校低学年向けの英語番組)

初中級編のアニメよりも、語彙や内容面がさらにレベルアップした番組を紹介します。このレベルがわかるようになれば、子供としてはかなりの英語力です。

Ben and Holly’s Little Kingdom

イギリス英語
物語系
「Peppa Pig」と同じクリエイターたちが作った、絵がかわいらしいアニメ。ベン(妖精)とホリー(王女)の2人を主人公とする王国の物語です。1話10分でストーリーがきれいにまとまっていて、大人の英語学習にも使えるほど。日常会話に使えるイギリス英語の表現が満載です。

※YouTube上にはたくさん動画があるので、Season1のEpisode1(上記の動画)から順に見ていきましょう(Season1とSeason2で各52話ずつあります)。見たいエピソードを探す場合は、YouTubeの検索バーで「ben and holly’s little kingdom season 〇 episode △」と検索してみてください。

The Berenstain Bears

アメリカ英語
物語系
ベストセラー児童小説をベースにしたアニメ。自然豊かな田舎の村に暮らす、擬人化されたクマの家族が主人公のほのぼのした物語です。毎回、道徳やマナー、人間関係などがテーマになっていて、子供の教育にも良いですね。英語は少し早口で、口語・慣用表現も出てくるので、「Caillou」が一通りわかるようになってから見るのが良いと思います。1話約12分。
※YouTubeに上がっているのは2000年代にアメリカでテレビ放送されたものです。

SESAME STREET

アメリカ英語
歌・知育系
言わずと知れた、アメリカの子供たちに大人気の幼児教育番組。YouTubeの公式チャンネルでは1時間くらいのFULL EPISODEがたくさんアップされています。アルファベットを学べる知育的なコーナーがあったり、歌のコーナーがあったりと、すべてにおいてクオリティが高い教育番組。英語はかなり早口で、慣れないと聴きとりづらいかもしれません。

番外編(子供も大人も楽しめる英語番組)

子供向けの番組ではないのですが、気分転換に親子で楽しめる番組を紹介します。ちょっとした空き時間などに見るのにおすすめです。

BBC Earth

イギリス英語
ドキュメンタリー
英国の著名な動物学者、デイビッド・アッテンボローがプロデューサーを務める野生生物のミニドキュメンタリー。野生動物たちのレアな営みをとらえた迫力満点の映像が衝撃的です。基本的に大人向けの番組なので、生物に関する少し難しめの単語も出てきますが、動物好きの子どもならきっとハマると思いますよ。
※1話3~5分くらい。上記のような「まとめ動画」から見ていくのがおすすめ。

【重要】動画を使う際の注意点

YouTubeの動画をこどもに見せる際に大切なポイントを挙げておきます。

0~1歳児には見せない!

専門家の間では、「赤ちゃんや乳児にテレビを見せるとよくない」と言われています(米小児学会ガイドラインなど)。英語育児というと、「なるべく小さいうちに英語に触れさせないと…」と思うかもしれませんが、0歳で始めても3歳で始めても、数年後にはほとんど同じです。テレビ・パソコンの動画を見せるのは2歳を超えてからにしましょう。

親もなるべく一緒に楽しむ

一人ぼっちで動画を見せられても寂しく感じる子もいます。親も一緒になって動画を楽しみましょう。親自身が率先して「楽しんでいる」姿を見せることが重要ですね。

こどもに強制しない

子供があきたり、つまらなそうにしていたら無理に見せる必要はありません。子供自身が「面白い」と感じていなければ、学習の効果は低くなりがちです。さっさと次の番組へと移りましょう。

同じ番組を繰り返し見せる

よほど英語力のある子どもでない限り、1回ではなかなかストーリーを理解できないので、できれば同じ動画を3回くらい見せましょう。そのうち単語を言えるようになったり、歌を自分から口ずさんだりしますよ。

徐々にレベルアップする

急ぐ必要はありません。子供の成長に合わせて、徐々に内容の難しい番組にスイッチしていくのがよいと思います。

おすすめの視聴方法

我が家では子供になるべくスマホやパソコンの画面を見せたくないので、Amazonの「Fire TV Stick」を使って、テレビの大画面でYouTubeの番組を見せています。


Wi-Fi環境さえあれば、「テレビ感覚」で英語の番組をいつでも見せられるので助かっています。スマホやタブレットに比べて、目にやさしい(ブルーライトが少ない)のもいいですね。

興味のある方はぜひ試してみてくださいね。

Enjoy!

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