【保存版】フィリピン英語留学する前に知っておきたい24のメリット&デメリット

※記事内に広告が含まれています。

スポンサーリンク



The following two tabs change content below.

macha

翻訳家(英日)。英検1級/TOEIC満点/言語学修士。「極力勉強せず、楽しみながら英語力を自然に上げる」がモットー。英語育児(8歳)も実践中です。

こんにちは、翻訳家のmachaです。
先日、友人に頼まれてフィリピン・セブ島の英会話スクールの仕事をお手伝いしてきました。
そのついでに、ツテをたどって日本人に評判の語学学校をいくつか訪問し、スタッフや生徒さん、フィリピン人の先生たちと話したり、お試し授業を受けさせてもらったりしました(←図々しい)。

フィリピン留学、たしかに魅力的な点はたくさんありますが、気を付けたいポイントもちょくちょく目につきました。

そこで今回は、フィリピンで最も人気が高い語学留学先である「セブ島」を中心に、フィリピン英語留学のメリット・デメリットをご紹介したいと思います。

いい点だけでなく、注意した方がよい点も正直に書きました。ここに書いた話は、セブ島に限らず、フィリピンのほとんどのタイプの語学留学にも当てはまります。フィリピンに英語留学すべきかどうか迷っている人は、ぜひご参考にしてください。

【注意】フィリピン留学の情報をネットで探すなら…

知らない人が結構多いと思うので、最初に書いておきます。

フィリピン留学に関しては、すでにネット上にたくさんの情報がありますが、そのほとんどは、語学学校か留学斡旋業者(エージェンシー)のスタッフが書いた宣伝記事です。

ウソではないかもしれませんが、かなり「盛って」いたり、都合の悪い話があまり書かれてなかったりします。あくまで参考程度にとどめておきましょう。

本当の情報を知りたい方は、フィリピン留学の経験者で、かつ利害関係のない個人ブロガーさんが書いた記事を探すとよいです。

macha
どういう人が、どんな目的でその記事を書いているかを確認するようにしてね!

フィリピン留学のここがスゴい!メリット12連発

では、とくに欧米への語学留学と比較して、フィリピン英語留学が際立っていると思うポイントを紹介します。

1.安い

フィリピン留学のメリットと言えば、なんといってもコレ。
欧米への留学に比べると、フィリピン留学は圧倒的にコスパがよいです。

≪語学留学(1カ月)にかかる費用の目安≫

  • イギリス 40~60万円
  • アメリカ、カナダ、オーストラリア 30~50万円
  • フィリピン 20~30万円

※授業料+宿泊費+食費を合わせた額

(「留学くらべーる」調べ、フィリピン以外)

もちろん学校、コース、宿泊スタイルなどによっても値段は大きく違ってきますが、ざっくりこんな感じです。

しかも最近では、セブパシフィック航空などのLCC(格安航空会社)が成田~セブ間で直行便を飛ばしていて、キャンペーン中だと数千円でチケットを買えたりすることも。

2.マンツーマンの授業が受けられる

フィリピン留学最大の特徴は、マンツーマンのレッスンです。
基本的にどの語学学校も、マンツーマンのコースが中心です。
※マンツーマンだけだと疲れるので、一部グループレッスンを組み合わせたプログラムが多いです。

欧米への留学ではマンツーマンは値段が高すぎて庶民にはなかなか手が出せませんが、フィリピンでは格安で毎日、マンツーマンのレッスンが受けられます。
1対1で先生とたっぷり話せるので、スピーキング力がぐんぐん伸びますね。

3.近い

北米やヨーロッパへ留学する場合、飛行機で片道10時間以上かかります。
でも日本からセブ島までなら、飛行機で5時間くらいです。
機内で映画を見ながら現地のことを少し調べているうちに、着いてしまいます。

4.時差がほとんどない

日本とフィリピンの時差は、わずか1時間。
時差ボケの心配もないので、到着した日からスムーズに留学生活を始められます。
欧米への留学だと、体を慣らすだけで数日かかってしまうので、この差は結構大きいです。

5.1日中、英語漬けになれる

欧米留学だと、授業は1日3~4時間程度が一般的ですが、
フィリピンだと、1日6~8時間が普通です。
(たとえば、マンツーマン4時間+グループレッスン2時間=6時間)

このように「英語漬け(immersive)」の体験ができるのが、フィリピン留学の強みです。

6.自分を追い込める

日本にいたら、飲み会、デート、テレビ…などなど、いろんな誘惑がありますよね。
でもフィリピンに行ってしまうと、そういった誘惑がなくなるので、勉強に集中しやすくなります。
あえて「逃げられない環境」に自分を追い込んで、集中して英語を学びたい人にはぴったりです。

7.スピーキングの練習がたくさんできる

フィリピンの語学学校は、マンツーマンが中心なので、「スピーキング」の練習をするのに向いています。
多くの学校では文法やリーディング、TOEICなどの対策コースもありますが、せっかくの機会なので、徹底的に「話す」訓練をしましょう。
毎日英語を話しているうちに、「文法の細かいミスを気にしないようになった」「自信をもって堂々と話せるようになった」などという声をよく聞きます。

8.1~2週間の短期留学でも大丈夫!

欧米への留学だと普通は1カ月以上からですが、フィリピンなら最短1週間から留学できます。
社会人でも会社を辞めることなく、1週間の休暇を使って「短期留学」できるので、便利ですね。ゴールデンウイークやお盆、冬休みなどのミニ休暇を活用して、英語力を伸ばしましょう。

※ただし、学生が増える夏休みなど繁忙期は3カ月前に予約が埋まることもあるので、お早めに予約した方がよさそうです。

9.ワーホリ、留学の準備になる

フィリピンは英語初心者向けのプログラムがとても充実しています。
「話す」練習がたくさんできるので、「いきなり欧米に行くのはちょっと辛そう…」という人に向いています。
実際、フィリピンへ留学したあとに、さらに英語力に磨きをかけるため、欧米に留学したり、ワーキングホリデー(ワーホリ)でカナダやオーストラリアへ行ったりする人が結構います。
フィリピン留学は留学・ワーホリへの「ステップアップ」として最適ですね。

10.先生はネイティブレベル

英語力ランキングでフィリピンはアジア2位(2018年)
https://seasia.coより

フィリピン人の英語のレベルは、非ネイティブとしては世界最高クラスです。非常に流暢に英語を話せる人が多いです。

またアメリカの植民地だった過去があるため、発音は基本的にアメリカ英語。全体的には、きれいなアメリカ英語を話します。中には少しなまりのある先生もいますが、よほどの上級者でないかぎり、気にする程度ではありません。

11.先生が教え上手&やさしい

フィリピン人の先生は、基本的に教えるのが上手。
彼らはもともと英語のネイティブスピーカーではなく、小さい頃から学校等で学んで英語を習得しました。なので英語圏のネイティブスピーカーたちと違って、「英語を学ぶ苦労」を知っているそうです。
また外国人に英語を教える国際資格「TESOL」を持っている先生も多く、授業の質も一般に高いです。

一般的にフィリピン人は、明るくて、フレンドリーで、気さくで、おしゃべり好きです。
そういう先生たちと毎日話していると、英語のスピーキングがどんどん上達するのも納得ですね。

12.ユニークな人に出合える(かも)

フィリピンへ留学する日本人には、良くも悪くも「変わった人」が多いです。
「日本にいたら絶対に出会えないような人に会えた」。これはフィリピン留学をした人たちの多くが口を揃えて言うことです。
英語力だけでなく、語学学校で得た人脈も、留学の大切な財産となります。

macha
次ページではデメリットを紹介していくよ!
スポンサーリンク