「生の英語」が聞き取れる!リスニングを劇的に上達させる12の方法

The following two tabs change content below.
macha

macha

アラフォー翻訳家。英検1級/TOEIC満点/言語学修士。「極力勉強せず、楽しみながら英語力を自然に上げる」がモットー。英語育児(5歳)も実践中です。

「英語のリスニングが苦手…」
「英語の音を聞いても頭に入ってこない」
「そもそもどんな勉強をしたらいいのかわからない」

そんな悩みを抱えている学習者はたくさんいると思います。
僕自身もかつてそうでした。
リスニング(ヒアリング)はいったい何をやれば上達するのか、結構謎だらけですよね。

この記事では、長年英語と格闘してきたmacha(筆者)が、自分自身の学習体験や英会話講師としての指導体験などをもとに、効果的なリスニング力向上の方法や教材、ウェブサイトをレベル順に紹介します。

TOEICやセンター試験など目先のテスト対策というより、ネイティブの「生の英語」がわかる、本物のリスニング力を身につけるための方法について書いています。

ぜひ英語力を爆発的に上げるヒントにしていただければと思います!

【大前提】なぜ英語が聞き取れないのか?

具体的な方法を紹介する前に、大切なポイントとして、英語が聞き取れない理由について見ておきたいと思います。

英語の聞き取り(ヒアリング)ができない理由は、実は山ほどあります。
具体的には以下のようなものです。

【英語が聞き取れない主な理由】

・単語、熟語、慣用句、スラングを知らない
・苦手な母音・子音がある
・音のつながり(リエゾン)をわかってない
・そもそも間違った発音で覚えた
・英語脳になっていない(返り読みしている)
・英語圏の文化、風習を知らない
・英語圏の方言に慣れていない

このどれか一つができていないだけで、聞き取りは困難になります。
逆に言えば、英語を完璧に聞き取るためには、これが全部それなりにできなくてはいけません。

それだけネイティブの英語(英会話)を聞きとるのは難しいのです。

リスニング力をすぐにアップさせる簡単な方法なんてありません。
大切なのは「あせらない」ことです。
英語の勉強を続けていたら、いずれ必ずできるようになります。
長期戦の覚悟が必要です。

それを理解した上で、どんな勉強をしたらいいか、という話をします。

リスニングを本気で上達させる12のステップ(方法)

ではどんな勉強をすれば、英語が聞き取れるようになるのでしょうか。

machaが中学生で英語を勉強し始めてから現在にいたるまで、実際にやってみて効果を実感している方法を紹介します。

僕自身、ここで取り上げた方法はどれも1年以上やりました(←のみこみが悪い)。

人によって合う・合わないは当然あると思うので、少しやってみて「違うな」と感じたらどんどん飛ばしてもらってOKです。「これいいかも!」と思った方法があれば、ぜひ取り入れてみてください。

macha
初心者→上級者向けの順に並んでるよ。リスニングが苦手な人はステップ1からやってみてね!

【ステップ1】NHKゴガク(ラジオ講座)を毎日聴く

NHKのラジオ語学番組はどれも非常にクオリティが高く、番組の種類も充実しています(※テレビ番組の方はお勧めしません)。
語彙やセンテンスが厳選され、ネイティブの先生が学習者向けにゆっくり、はっきりと発音してくれています。
まずは本文の音声を繰り返し聴いて、自分でも音読してみましょう。

欠点は、(丁寧すぎて)日本語の説明が多いことです(文字も音声も)。
日本語の解説は一度聞いて理解すれば十分です。
また1冊のテキストを完璧にこなす必要はありません。
「質」より「量」をこなしましょう。時間のある人は、自分のレベルにあった番組を毎日2~3つくらい聴いてください。

公式ウェブサイトでは番組をストリーミングすることができるので、自分のペースで学習を進めることができます。

【ステップ2】部屋で「聞き流し」環境を作る

「聞き流し」には賛否両論ありますが、初心者が英語の音に慣れるには有効です。日本語のテレビをつけっぱなしにするくらいなら、英語を流した方がはるかによいです。
教材付属のCD、英語ニュース、インターネットラジオなどいろいろありますが、できれば動画がおすすめです。
動画なら、とくに集中して見なくても、ふとしたときに眺めれば情報が入ってきます。逆にラジオなど音声だけの素材だとレベルが高くなります。

macha
僕はAmazonの「Fire TV Stick」を使って、家のテレビでNHK WorldやNBC Newsをいつも流しているよ!

【ステップ3】洋楽でカラオケする

歌を通して、英語の正しい「発音」を身につけることができます。音楽は発音習得に非常に効果があります。
発音できるようになると、聞き取りも楽になります。
もちろん、ただ聞いているだけならあまり効果がありません。
カラオケのように、英語の歌詞を見ながら自分で声に出して歌ってみてください。
同時通訳者などがよくやっている「オーバーラッピング」とまったく同じ練習が、より効果的にできます。
楽しみながら英語の発音がうまくなるので、初心者のうちから積極的にやるのがおすすめです。
好きな洋楽を片っ端からどんどん歌いましょう。

※歌詞の英語は一般に難しいものが多いので、すべて理解しようとする必要はありません。

【ステップ4】絵本の「朗読」を聴く

Oprah Winfreyなど有名人が絵本を朗読してくれるStoryline Online

リスニング力を本格的に強化するには、たくさん英語を聞くこと、つまり「多聴」が欠かせません。
「多聴」入門としては、子ども向けの絵本から始めるのがよいです。
絵本なら英語が簡単ですし、知らない単語や表現があっても、絵を見るだけでだいたい内容が想像できます。
世代を超えて愛される名作は、大人が読んでも響くものがあります。

おススメの絵本の読み聞かせサイトについてこちらの記事でまとめていますので、ぜひご覧ください。

【ステップ5】幼児向けアニメを見る

幼児向け人気アニメのCaillou

絵本の英語に慣れたら、幼児向けのアニメへとステップアップしましょう。
英語が難しすぎず、背景知識もあまり必要なく、純粋にストーリーを楽しむことができます。
「幼児向け」といっても、ネイティブの子供向けなので、かなり多様な語彙が使われますし、大人も使うような日常会話表現もたくさん学べます。
このステップを楽しめるようになれば、かなり実践的なリスニング力が身につきます。

関連記事:「英語ができる子」になる!YouTubeおすすめ動画8選(幼児~小学生向け)
※この記事の「初級」レベルのアニメから見るのがお勧めです。
macha
次のページでは中・上級者向けの素材を紹介するよ!