macha
最新記事 by macha (全て見る)
- 【上級者限定】英語の名作・古典小説を読みたい人は「精読」から始めよ - 2022年9月13日
- 【初級~超上級】TOEIC満点翻訳家が「最強の英単語帳」を選んだら。 - 2022年4月28日
- 3年間やってわかった!DWEのおすすめ活用法と注意点 - 2022年4月14日
英語力を本格的にアップさせようと思ったら、洋書を読むのがおすすめです。
読書を通して、たくさんの英語に触れながら、自然に英語力を伸ばしていくことができます。
とはいえ、これまで洋書を読んだことがない場合、いったいどんな本を読めばいいのか、悩みますよね。
また「簡単そう」だと思った洋書が実はものすごく難しかった…、という経験をした人もいるかもしれません。
そんな初心者の方におススメなのが、英語の児童書です。
児童書は英語が簡単なのはもちろん、大人でも楽しめる面白い作品がたくさんあるので多読にぴったりです。
そこでこの記事では、初めて洋書を読む人でも、楽しみながら、最後まで読みこなせる人気の児童書10作品をご紹介します。
入門者向けの洋書(小説)の選定条件
当サイトでは、以下の3つの条件を基準に、おすすめの洋書を選びました。
1.短い
最初はできるだけ短い本から読み始めましょう。
いきなり300ページ以上もある小説を英語で読むと、ほぼ挫折します。
ここでは、総語数がおおむね1万語以下のペーパーバック(だいたい100ページ前後)を選びました。
2.簡単
最初は「1冊読み切る」ことが肝心です。
そのためには、できるだけ簡単な英語で書かれた本を選びましょう。
簡単かどうかは、「英語多読研究会(SSS)」が公開している「YL(読みやすさレベル)」を基準にしました。
今回は「初心者向け」ということで、レベル1~3(YL1.0~3.9)の洋書のみを選んでいます。
知らない単語は出てくると思いますが、中学英語の知識で充分読めます。
3.面白い
ストーリーが面白くないと、読書は苦痛になってしまいますよね。
この記事では、実際に読んだ人の評価が高い本を選びました。
紹介されている洋書はすべて、「SSS書評」データベースで星4つ以上(5段階評価)を獲得している本なので、大人でもそれなりに楽しめます。
入門者におすすめの洋書10選
それでは、簡単な本から順に紹介します。
(迷ったら、上の本から読み進めてくださいね)
1.Nate the Great
YL(平均)1.4
総語数 1,585語
アメリカ
9歳の少年探偵ネイトが身の回りの事件を解決していくという物語シリーズの第1作。絵が多いので絵本のような感覚で読めて、大人もそれなりに楽しめます。このシリーズは20作以上続いているので、気に入った人はぜひ続編も読んでみてください。
2.Inspector Logan (Cambridge English Readers)
YL(平均)1.4
総語数 4,200語
イギリス
女性警部ローガンを主人公とする推理小説。LV1ながら4000語を超えるボリュームがあるのはこの本くらいでしょうか。英語のレベルは上がりますが、続編の「Logan’s Choice」(YL2.5)、「A Puzzle for Logan」(YL3.6)へとステップアップしていけるのもうれしい点。
3.Amelia Bedelia (I Can Read: Level 2)
YL(平均)2.5
総語数 1,036語
アメリカ
正直者でどこか間の抜けた家政婦Ameliaを主人公とする物語シリーズの第1作。「Nate the Great」シリーズと同様、ワード数が少なく、かわいらしいイラストが豊富なので、絵本に近い感じで読めます。
4.The Enormous Crocodile
YL(平均)2.5
総語数 2,859語
イギリス
お腹をすかしたワニが子供たちを食べようとするお話。絵本と児童書の中間のような本で、挿絵が多いので、わからない単語があってもすらすら読めます。レベル2でロアルド・ダールの作品が読めるのはうれしいですね!
5.Kidnapped at Birth?(Marvin Redpost)
YL(平均)2.5
総語数 5,209語
アメリカ
タドキストたちに人気の高い「Marvin Redpost」シリーズの第1巻(全8巻)。自分が行方不明になった某国の王子に違いないと思い込む9歳の少年マーヴィンの話。シリーズが進むにつれマーヴィンの成長が感じられ、だんだん面白くなっていきます。著者のルイス・サッカーはニューベリー賞受賞の有名作家です。
6.Great-Grandpa’s in the Litter Box (The Zack Files)
YL(平均)2.7
総語数 5,481語
アメリカ
アメリカの小学生に人気の「The Zack Files」シリーズ第1作目(全30巻)。父親と暮らす10歳の少年ザックのまわりで次々に奇妙な出来事が起こるコミカルなSFストーリーです。第1作は少し英語のレベルが高いので、難しいと感じたら、ほかの巻から読み始めてもOKです。
7.Dinosaurs Before Dark (Magic Tree House)
YL(平均)2.9
総語数 4,750語
アメリカ
アメリカの小学生(低学年)に大人気の「Magic Tree House」シリーズ(全28巻)。第1巻では、6500万年前の恐竜たちが住む世界へ兄妹がタイムスリップ。スリルあふれる冒険を通して、歴史や地理などが学べるように工夫されています。続編の「Merlin Mission」シリーズは少しだけレベルが上がります。
8.Lizzie Zipmouth
YL(平均)3.3
総語数 7,000語
イギリス
母の再婚相手とは「口をきかない」と決意した少女の心のうちを描いた心温まるストーリー。ロアルド・ダールと並ぶ英国のベストセラー作家、ジャクリーン・ウィルソンによる読みやすい作品です。気に入った人は、「The Cat Mummy」(YL3.5)などもおすすめ!
9.The Absent Author (A to Z Mysteries)
YL(平均)3.5
総語数 8,517語
アメリカ
行方不明になった児童文学作家を少年3人が探し出そうとするお話。A~Zの26巻ある少年探偵シリーズの第1作で、よく考えられた良質なミステリーです。導入部分は少し難しく感じるかもしれませんが、挿絵が多いので、全体的に読みやすいです。
10.Judy Moody Was in a Mood
YL(平均)3.5
総語数 11,083語
アメリカ
2011年に映画化もされた人気シリーズ「Judy Moody」の第1作。おちゃめで我(が)の強い小学3年生の女の子が主人公のコミカルなストーリーです。アメリカの口語表現やスラング、さらに固有名詞が結構出てくるので、慣れていないと少し難しく感じるかもしれませんが、かわいいイラストが理解を助けてくれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
実際に読んでみるとわかると思いますが、「児童書」といっても、未知の単語や口語表現が結構出てくるので、慣れるまでは難しく感じるかもしれません。
英語のリーディング力を上げたい人は、
1.この記事で紹介した児童書を上から順に読んでみる
2.面白い本があれば、続編があるかどうか調べ、あればそれを読んでみる
3.あきたら、次の児童書を読む
という流れで、このレベルの洋書が無理なく読めるようになるまで、少なくとも100万語程度を多読することをおすすめします。
100万語は多読の世界では、序の序くらいですが、「英語を読む」という感覚がなんとなく身についてきます。
なにも背伸びして、最初から難しい小説やビジネス書などに手を出す必要はありません。
「勉強」だとは思わずに、日本語の本を読むつもりで、ストーリーの流れや登場人物の会話などを楽しみながら、自分のペースで少しずつ読み進めてください。
そうすると、自然と英語力もアップしていきます。
Happy Reading!