【ガチで検討】DWE(ディズニーの英語システム)のメリットとデメリットを比べてみた

The following two tabs change content below.
macha

macha

アラフォー翻訳家。英検1級/TOEIC満点/言語学修士。「極力勉強せず、楽しみながら英語力を自然に上げる」がモットー。英語育児(5歳)も実践中です。

DWEのデメリット8つ

DWEにはデメリットもたくさんあります。
買ってから後悔することのないよう、きちんと知っておいた方がよいです。

1.値段が死ぬほど高い

DWEは教材がたくさんあるので、はじめての人にとっては価格体系がわかりづらく感じると思います。

すべての教材を単体で揃えていくと、軽く100万円は超えます。
パッケージ(いくつかの教材を組み合わせたセット)で購入すると3割くらい割引になるので、ほとんどの人がパッケージで購入します。
が、それでもかなり高額です(以下は一部の例)。

  • ワールド・ファミリー・パッケージ(全部入り) 88万3440円(税込)
  • ミッキー・パッケージ(基本セット) 62万3160円(税込)
  • グーフィー・パッケージ(最安パッケージ) 25万2720円(税込)

DWEの魅力は各種教材が連動していることなので、下位のパッケージだとその効果を感じにくいです(「お試し」としてはよいですが)。

選ぶなら、少なくとも基本セット(ミッキ―パッケージ)以上のプランがおすすめです。
なので60万円以上の出費は覚悟が必要です。

なお分割払いもできますが、金利手数料がかなり高いので、できれば一括で払った方がよいです。

2.交換保証は基本的に会員のみ対象

DWEはアフターサービスの充実をうたっていますが、商品の交換サービスを受けられるのは基本的にWFC(ワールドファミリークラブ)の会員のみです。
会員でない場合は、「購入後1年間」のみが保証の対象です(メーカー保証みたいなものですね)。
ほとんどの人は数年分の教材を一括購入して、最初の1年だとほとんどの教材に手をつけていない状態なのに、1年保証しかないというのは矛盾を感じます。

また細かい点ですが、交換する場合は、片道分の送料は購入者側の負担となります。

3.DWEだけではペラペラにならない

DWEはとても優れた教材ですが、これだけではネイティブの子供同等のレベルにはなりません。
大きな理由が3つあります。

①インプットが少ない

DWEの教材はボリュームがあるように見えても、各種教材が連動していて、文法や語彙が厳選されているので、逆に、子供がふれる英語の量・バリエーションはあまり多くありません。

②アウトプットも少ない

スピーキングに対応した教材もありますが、全体的にインプット中心です。「話す」練習はあまりできないので、ペラペラにはなりません(発音はうまくなります)。

③身につく単語量が少ない

DWEの絵本(ブック)で学べる単語数は全部で1500語程度とされています。これでは公立中学の3年間で習う単語量と大して変わりません。
この程度では、とても英語の本は読めないし、映画やドラマも完全には理解できません。
洋書・絵本を読むなど、ボキャビルは別にやる必要がありそうです。

4.映像が古臭い

各教材とも数年おきにリニューアルされているようですが、全体的に静止画や古い映像が多く、地味です。
映像のクオリティは「お試しDVD」が一番高いくらいですね(笑)。

5.(ときどき)変なアドバイザーがいる

ブログなどで口コミを調べていると、アドバイザーたちは成功報酬型のため、中には押しの強い人や勧誘の電話をしつこくかけてくる人もいるようです。

※購入後は基本的にアドバイザーとの付き合いはありません。

6.部屋のスペースをうばわれる

数年分くらいの教材がまとめて届くので、部屋の一角がいっぱいになります。
荷物の多い家だと、いろんなものを処分しないと置くスペースがないかも。
大型家具が一つ増えるくらいの覚悟は必要です。

7.子供が人前で英語を口にする(たぶん)

子供は素直なので、覚えた言葉や歌を外でもどんどん口にします。
しかもかなり発音が流暢なので、まわりに「英語育児をしている」のがバレバレになります。
まわりのママさんから「あそこの家庭では英才教育をしている」という目で見られる覚悟くらいはしておいた方がよいでしょう。

8.途中で挫折する可能性も

せっかく高価な教材を買って始めたのに、途中でやめてしまう子ども(親)も結構いるようです。
よくある失敗例は以下。

  • 子供がDWEにあきる。ミッキーよりもジブリ系のアニメに興味を示す、など
  • 幼稚園へ通いだしたり、ほかの習い事が増えて忙しくなった
  • 高い教材なので親からのプレッシャーが大きく、子供がDWEを嫌いになる
  • 成長がなかなか感じられない(←0~1歳で始めた場合)

うちの子も、昔は「Sing Along」(DWEの歌のプログラム)を夢中で見ていたのに、最近はあまり見てくれなくなりました…。

【注意】ペラペラになった子たちはほかの勉強もしている!

デメリットのところにも書きましたが、DWEだけでペラペラになるわけではありません。

「〇歳で英検準1級」などDWEのパンフレットに出てくる成績優秀な子どもたちの多くは、たいていDWE以外にもいろいろ英語をやっています。

たとえば…

  • 親が普段から英語で熱心に「語りかけ」をしている
  • オンライン英会話を週2~3回やっている
  • 絵本・洋書などを多読している
  • 英会話学校にも通っている
  • 英語サマーキャンプにも毎年行っている
  • そもそも帰国子女
  • そもそもプリスクール/インターナショナルスクールに通ってる

うちもDWEを基本としつつも、YouTubeを見せたり、たまに絵本を読んだりしています。

宣伝文句はそのまま鵜呑みにしないようにしましょう。

まとめ(なぜ我が家はDWEを始めたか)

というわけでDWEは素晴らしい教材だと思いますが、欠点もたくさんあります。
購入にあたっては、しっかりと吟味しましょう。

最後に、なぜ僕自身が英語を普通に話せる(一応翻訳家です)のに、なぜDWEを始めることにしたのか、書いておきます。

今の時代、ネットに無料の映像・音声素材はたくさんありますよね。
そういったものをうまく活用して、オンライン英会話などを組み合わせれば、DWEをやらなくても、バイリンガル育児は充分可能です。
実際、それで成功されている方もいます(少数かもしれませんが)。

でもそれをやろうと思ったら、実はかなり手間暇がかかります。
僕も少しトライしましたが、あまりにも大変なのでやめました。

適当にYouTubeの歌やアニメを選んで見せても、子供は英語を話せるようにはなりません。
子供のレベル・関心に合ったものをその都度きちんと選んで、計画的に英語力を伸ばしていく必要があります。
「これがいいかな~」と思って買っても、レベルが高すぎたり、低すぎたり。
また子どもが気に入るとも限りません。
英語の絵本となると、結構な値段がします。
たくさん買う余裕はありません。

そう考えると、DWEはたしかに値段は高いですが、いろいろな手間暇から解放されます。
「オールインワン」教材なので、毎日少しずつ教材の英語に触れていくだけで、英語の基礎がかなりの程度身につきます。

我が家は共働きでそれなりに忙しく、時間と労力を天秤にかけた結果、DWEの力に頼る方が合理的、という結論に達しました。

今のところは大満足です。(出費は痛いですが…)
なにより、子どもが英語を普通に楽しんで歌ったりしています。

今後、こどもが成長していくにつれ(英語力が上がっていくにつれ)、オンライン英会話なども手を出すかもしれませんが、DWEは当面続けると思います。

みなさんもこの記事で書いたポイントを参考に、ベストな選択をしていただければと思います。

関連記事
DWEを検討するときは、会員サービス「WFクラブ」についても知っておく必要があります。こちらの記事もぜひ合わせてご覧ください。
ワールドファミリークラブ(ディズニー英語)は入った方がいいの?