【バイリンガル育児】こどもに受けさせたい「英語の資格」5つ

The following two tabs change content below.
macha

macha

翻訳家。大学で英米文学専攻、大学院で言語学修士。英語教育の現場に携わり、現在はおもに翻訳関係の仕事をしています。英検1級、TOEIC満点。

おうちでバイリンガル(英語)子育てをしていると、こんな問題が出てくると思います。

・こどもの英語力が本当に上達しているかどうか不安
・客観的な英語力がわからないと、こどもにどんな映画や洋書を勧めたらよいかわからない
・バイリンガル育児を続けるモチベーションを見失いそうになっている

そんなときにおススメなのが、英語の資格・検定を活用することです!

こどもに英語の資格は必要?

こどもに試験を受けさせるなんて・・・と思うかもしれませんが、実は全国的にこどもの受験者数は急増しています。

小学生の英検受験者数
2011年度 193,711人
2015年度 240,819人
→24%増!

とくに小学1年生だと
2011年度 3,664人
2015年度 5,691人
→なんと55%増!

公益財団法人 日本英語検定協会調べ

こども用の検定試験もあるので、うまく活用すれば、英語学習に効果がありますよ!

こどもに英語の資格試験を受けさせるメリット

1.英語のレベルが客観的にわかる

家で英語育児をやっていても、正確な英語力はなかなかわからないもの。試験を受けることで、現在のレベルを正確に把握することができます。

2.目標があると頑張れる

カレンダーに試験日をマークしましょう。「今年は〇級に合格したい」「△点とりたい」という気持ちがモチベーションアップにつながります。

3.見落としていた学習ポイントを拾える

我流で英語育児をやっていると、好きなジャンルだけ得意になって、英語力に「偏り」が生じてしまいがちです。資格取得を目指すことで、幅広い勉強ができて、これまで見落としていたポイントに気づいたりします。

こどもにおすすめの検定試験

今は、こども向けの資格や検定がいろいろあって、増えてきています。
たくさんあって迷いそうなので、おすすめのものを紹介します!

1.英検Jr.


まず最初に受けたいのがコレ。
英検でおなじみの日本英語検定協会が開催しているこども向けの英語検定。
ほぼすべての問題がリスニングなので、単語が書けない小さい子でも大丈夫。
自宅にいながらオンラインで気軽に受けられるので便利です。
また「合否」はなく、「正答率」で成績がつくので、「落ちた」とショックを受けることもありません。

レベル:BRONZE(小学校1、2年)、SILVER(小学校3、4年)、GOLD(小学校5、6年)の3段階
試験日程:オンライン版はいつでも可(ペーパー版は年3回)
受験料:オンライン版は2300~2700円(ペーパー版は2500~2900円)
試験時間:30~45分
公式サイト

2.国連英検ジュニアテスト


日本国際連合協会が主催。「国連英検」というと難しく聞こえますが、ジュニアテストは子供向けにイラストが豊富で、「動物」「色」「植物」など身近な話題が中心。上位レベルのAとPreAはリーディング問題もありますが、その他はリスニングのみ。英語学習を始めて1年くらいから受けられます。

レベル:E、D、C、B、PreA、Aの6段階(英語学習1~5年以上が対象)
試験日程:年2回
受験料:2700円
試験時間:30~50分
公式サイト

3.TOEFL Primary


TOEFL(大学留学の英語力試験)の小・中学生版テスト。リーディングとリスニングからなり、実用的な英語とアカデミックな英語の両方を測定します。中高生向けの「TOEFL Junior」へのファーストステップとしておススメ。

レベル:Step1とStep2の2段階
試験日程:年2回
受験料:3880円
試験時間:60分(リーディング30分+リスニング30分)
公式サイト

4.TOEIC Bridge Test


初中級者(中高生)を対象にした「TOEIC Bridge」。ビジネスの話題が多いTOEICとは違って、日常的な話題を扱っているので実践的でおススメです。
TOEIC同様、試験結果は合格・不合格ではなく、トータル20~180点の「スコア」で表示されます。

レベル:初中級者向けに1つのみ
試験日程:年4回
受験料:4320円
試験時間:60分(リスニング25分+リーディング35分)
公式サイト

5.英検(実用英語技能検定)


今も昔も大人気の「英検」。抜群の知名度、安定感があって、子供の受験者も急増中です。入試などで役立つほか、大人と比べてどれくらいの英語力があるのか客観的にわかるのがよいところです。
2016年から、4級、5級に「スピーキングテスト」(オンラインで受験)が導入されました。

レベル:7段階(1級、準1級、2級、準2級、3級、4級、5級)
試験日程:年3回
受験料:2500(5級)~8400円(1級)
試験時間:45分(5級)~135分(1級・一次試験)
公式サイト

こどもが受験するときに気をつけたいポイント

一人で試験を受けられるか?

椅子にじっと座ってることもできない幼児が教室で騒いで、まわりの受験者が迷惑した、なんていう笑えない話もあります。子どもがちゃんと一人で受験できるようになるまで、無理に受けさせる必要はありません。

親の付き添いができるかどうか

親の付き添いが認められていない試験もあります。事前に確認しておきましょう。

こどもの英語レベルにあっているか

レベルがあっていなくて、試験が難しすぎたりすると、子どもがかわいそう。サンプル問題などを受けさせて、子どものレベルに本当に合っているかどうか確かめてから申し込みましょう。

模擬試験、サンプル問題をやっておく

マークシートなど子どもは慣れていないと、英語力以前に、問題を解くことができません。しっかりと問題の形式に慣れておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
資格試験は英語学習の「目標」ではなく、あくまで「通過点」です。
無理してまで受験する必要はありませんが、うまく取り入れることで、モチベーションを上げたり、英語の弱点を補ったりできます。
子どものペースを優先して、受験するかどうか検討してみてくださいね。